<布ナプキンの効果>
布ナプキンにはどんなメリットがあるのか。
思い当たることをもう一度書いてみます。
・生理痛がなくなる、または軽くなる
・肌に触れる面が柔らかく、肌に優しい。
・擦れたときにヒリヒリしたり、赤くなったりしない。
・子宮の病気を遠ざける(治ったという人もいますが、私は病気になったことはないので、あくまでも「遠ざける」という書き方にしておきます)。
・毎月の出費がない。
・毎月のゴミがない。
・すぐに洗い流すから、家が清潔。
・冷え性防止
・自分の手で洗うので、子宮の内膜の状況がわかる。
私は、生理痛がなくなるならいいやん、
毎日のナプキン購入の手間が省けるならいいやん、
と始めてみました。
けれども数を重ねるうちに感じたのは、最後の
「子宮内膜の様子がわかる」でした。
胎児のベッドに触れている瞬間とも言えるでしょうか。
妊娠して、この感覚はすごく幸せで大事なことって
言うことがわかりました。
「胎児のベッドを整える」
意味不明なことかもしれませんが、
女性としてとても大事なことだと思うし、
神秘的だし、生理痛の軽減とか、
体調管理という点では、かなり合理的で手っ取り早い。
というわけで、
おさらいも兼ねて、基本の布ナプの手洗いの手順を書いてみます。
<布ナプキンの洗い方>
経血を手洗いすること。
これがかなり想像と異なりました。
経血を洗い流す作業って、
あの真っ白の紙ナプに含まれた大量の血を、
ドバドバと洗い流すような、
また出血してしまった血液を、ゴシゴシとこすって
白に戻すような洗い方を想像していました。
気合が必要で、いわば汚い作業といってしまってもいいかもしれません。
けれどもやってみると、全然違う。
なんのことはない。
ゴシゴシこするのはほんのわずかで、
別に汚いとも思わないわけです。
1、ぬるま湯を洗面器の半分くらいはる。
2、セスキソーダ(アルカリウォッシュ)を小さじ1ほど入れる
3、使った布ナプを入れて、2、3時間〜一晩置く。
(この時点で、すでに布から経血は流れ落ちていて、洗面器の底に溜まっている)
4、その後、布ナプキンをギュッギュッと握って、経血を出す。
5、これでほとんど出し切れるけれど、気になるところは化粧石鹸で洗っておく。
6、その後、普通に洗濯機で洗濯。
以上です。
あと、清潔を保つには、
布ナプキンを煮沸消毒すると良いらしいですが、
私はまだ試せていません。
結論としては、
何時間もたって落ちにくくなった生理用下着のシミを洗うよりも
布ナプを洗う方が、断然楽チンでした。不思議^^!
<布ナプ洗いと赤ちゃんへの思い>
そもそも経血は何か。
それは子宮内膜がはがれ落ちたもの。
卵巣から排卵された卵子が精子と出会い、
受精卵となって、子宮内膜にくっつく。
それが着床。
受精卵が床(ベッド)に着くこと。受精卵への栄養になる。
そのままうまく受精卵が育てば、妊娠ということになる。
つまり赤ちゃんにとっての初めての栄養は、
体の中にあるときは子宮内膜と呼ばれ、
体の外に排出された時は経血と呼ばれるということです。
じゃあその子宮内膜が、
ベストな状態じゃなかったらどうなんだろう。
体が冷えると子宮内膜も冷えてしまうわけで、
受精卵が最初にくっつくベッドが
ふかふかで温かいベッドではなく、
硬くて冷たいベッドだったらどうだろう。
じゃなかったらどうなんだろう。
栄養満点じゃなかったらどうだろう。
そう考えると、子宮内膜は綺麗であって欲しいもの。
綺麗な子宮内膜で、赤ちゃんが育ってほしい。
暖かくて、心地よくて、栄養があって、
とろりんとするようなベッドを準備してあげたい。
つまるところ
洗っていて気持ちいい経血の時に、妊娠したい。
布ナプキンを洗っていて、自然にそう思うようになりました。
<赤ちゃんのベッドを整えること>
布ナプを洗って経血が綺麗ということは、赤ちゃんのベッドが整っているということ。
赤ちゃんのベッドが整っているということは、子宮の状況が良いということ。
子宮の状況が良いということは、女性のホルモンの調子が良く、
体全体が整っているということ。
体を冷やさないように心がけて、
ストレスもほどほどな生活をして、
食生活も気をつけていたら、
経血が綺麗でさらっとしているもの。
すると生理痛もひどくなくて、
多少の痛みはあるけれど、
痛みというよりも倦怠感で留まっている。
倦怠感は生理中の体にとって正常な反応。
半日うとうとすれば、普段通りの生活ができて、
ぼーっとするけれど情緒不安定になることはない。
つまるところ、経血がきれいだと、心身ともに穏やかで活力があるのです。
実は、布ナプキンはとても体に優しいアイテム。
というわけで、布ナプキンに興味があって、
新しい人生のスタートを切った友人に、
次の新月に向けて、手作りの布ナプキンをプレゼントします♪
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