今回の説明にて、1つの大事なお話がありました。
それは2018年4月の段階で、
宮川さんは、私の出産を受け入れることができないという状況についてです。
最初のお電話や妊婦の会で、大まかな話は聞いていましたが
そもそも、宮川さんの海助産院で産めるかどうかわからないないという
根本的なお話ですので、
その詳細を5月21日に説明してもらうことになっていました。
キョウちゃんと私からの質問がひと段落したところで、
宮川さんの説明が始まりました。
事の発端は、1年ほど前に新たに決まった法律にありました。
2018年、医療法が改正され、出張専門の助産院が出産を受け入れるには、
特定の医療機関と連携していることが義務付けられました。
わかりやすくいえば、
宮川さんの海助産院は、病院と連携している必要があり、
その連携がないと赤ちゃんを取り上げる仕事ができない、
ということです。
タイミング悪く、宮川さんの病院との連携は3月に終了していました。
ですので、その1ヶ月後の4月に宮川さんに連絡をとった私を、
宮川さんは受け入れることができず、
私は宙に浮くような形になってしまいました。
ですが、私が宮川さんと出産をすることができないと、
決まったわけではありません。
とはいえ、出産までまだ半年弱、猶予があります。
今、宮川さんは新しい海助産院との連携病院を探しており、
それが決まれば私を受け入れてもらえるかもしれません。
また、状況が変わらなければ、
宮川さんが京都のべつの出張専門の助産師さんを紹介し、
その助産師さんに出産を担当してもらうということも可能とのことでした。
(宮川さんもできるだけついていてくれる)。
<私の気持ちは宮川さん>
このような状況は、4月中にすでに聞いていましたし、
どうしたいかは決めていたので、
この段階で私の気持ちを伝えることにしました。
(もちろん、今日は説明会なので、宮川さんとの出産を保留にしてもいいし、断ってもOKです)
言うまでもないことですが、
・私は宮川さんと産みたい。
・別の助産師さんに紹介になっても、宮川さんの紹介で、出産の時に来てくれるなら良い。
・どこで、誰と産むか。おなかの子供が決めてくれる、それがベストな状況だと信じている。
と、意思を伝えました。
これは私事ですが、私も本業が契約で若干不安定な立場なもんで、
「契約上の都合」とか、「不安定さ」とか云々でお断りする気分には
毛頭たりともなりませんでした。
その上で、これからの流れの説明になりました。
・私の出産を受け入れられない宮川さんは、私の妊婦健診ができないので、
現在通院している産婦人科で健診を続ける。
・宮川さんの連携病院が決まり次第、産婦人科に紹介状を書いていただき、転院する。
・宮川さんの連携病院が決まらなかった場合、産婦人科に宮川さん紹介の助産院への紹介状を書いていただき、転院する。
宮川さんは、
「宮川と産みたいと思ってもらえるなら、マヤさんには不安定な状況で、お待たせすることになる。それでもいいですか?」
と申し訳なさそうに聞いてくれました。
ですが、どんな状況でも問題さえ起こらなければ自宅では産めるようですし、
たとえ海助産院ではなくても、宮川さんはいてくれるとのことでした。
ですのでさほど気にせず
「なるようになるわぁ。宮川さんに連絡できたらいいわぁ」と思っていました。
<助産院は病院との連携が必要なのか?>
今回、私が宮川さんの海助産院で産めるかどうか分からない、という状況は、
「助産所における連携医療機関確保について」
という、法改正によって状況が変わりました。
しかしこの法律、考えさせられることが多いです。
長くなりそうなので、記事を改めますが、
私は色々なリサーチをして、病院よりも助産院の方が安らかに産めそう、
安産になりそうと思ったので、
助産院にしました。
「助産院で産みたい」という気持ちが
新しく決まった法律のために、ストップがかかったこと、
若干の違和感は残ってしまいました。
(赤ちゃんを抱っこする宮川さん。ひょいひょいってたくさんの赤ちゃんを抱っこされる。赤ちゃんもこの状態で寝ちゃうから、宮川さん、やっぱりすごい❤️)
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