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笑えないコメディ映画、笑えない「26世紀」は近いのか ー映画『26世紀青年』より

久しぶりの映画鑑賞。
『26世紀青年』
(原題:IDIOCRACY)
監督 マイク・ジャッジ
脚本 マイク・ジャッジ、イータン・コーエン
出演 ルーク・ウィルソン、マーヤ・ルドルフ、ダックス・シェパード、
上映時間 85分
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あらすじは他の人のサイトを見てね。
で、なんとも恐ろしい映画。
原題は「IDIOCRACY」。きっと
IDIOT+DEMO CRACY。
ったくひどい映画だ。
相当面白いから笑えるんだけど、正確に言うと引きつり笑い。
マイク・ジャッジはどんなにメッセージを詰め込んだんだ。
面白さ…50%
怖さ…50%、(70%にしたい)
一言で言うなら『1984』のコメディ。
・公開処刑は日常。ただし悲劇的ではなくお笑いと化している。
・監視、管理されるのが当たり前な社会(腕にバーコードの刺青がないと生きていけない)
・食事は配給。慢性的な食糧難。栄養価なんてあったもんじゃない
・みんなSEXの事ばかり考えている
・テレビは、下ネタばかり。
・みんなすごくヘラヘラしている
・街はごみであふれている
ほんと最悪な映画。笑えるからいいものの、コメディーじゃなかったら
テンションダダ下がり。
けれども26世紀の人もいいところがあった。
1、すごく素直。ジョーが成功したら(枯れた畑から芽がでた)、
  みんなで思いっきり喜んでいた。
2、ジョーが「本を読め、難しい話をしろ、考えろ」と言う
  アドバイスを聞いていた(実行していたかは不明)
笑っていられるのもあと何年か。
この映画をみて、ハッとしたらもう遅い。
この映画を思い出しつつ、日々の生活を送りつつ。
マイク・ジャッジの映画は『リストラ・マン』もあるんだね。
こちらもゆくゆく観てみよう。
あと『ブレードランナー』も。

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