マラウイという、アフリカ最貧と言われる国で国際援助をしているはまだくんという友人がいます。
先日、彼がfacebookで、こんな写真と説明文をあげていました。
「建物が二つあります。左に見えるのは、先の南アフリカを襲ったサイクロンで破壊された家です。家を直すお金がないので、住民は草と木で作った(右の)仮の家に住んでします。とても小さい家ですが、この家の中に二人のご老人が住んでいます。」
なに?!?!草と木で家が作れる!?!?
「お家が崩壊したのは残念だけど、草木で家を作るなんて、めっちゃすごい!」と返信すると
「マラウイに限らず途上国の人たちは、物がないので器用に何でも作ったり直したりします。個人で自動車や自転車、テレビなんかも直しますし、イスやテーブルを作る人もいます。日本人も昔はそんな感じだったのでしょうかね。」
なんて返信が。
おや、どこかで見たことのある光景。
そう、しましま舎のキョウちゃんです。
イス、テーブルは日常茶飯事。
棚なんかも1、2日あれば、すぐに作ってくれる。
昨日もかなり頑丈なテーブルを作っていた。
(これがまたおしゃれで一工夫、二工夫あるのです。また写真UPします)
それにパソコンも直すし、そもそも家もセフルビルドで作っている。
私は、なんでも買うことができる人よりも、なんでも作るスキルがある人の方が、私は能力が高いと思っています。あくまでも私の考えですが。
キョウちゃんは、
「家は雨風がしのげれば、それでいい」
と言います。
正直、それは言い過ぎなんじゃないかと思っています^^;
実際、大雨、台風の度にどこかしら新しい雨漏りが見つかることには閉口してしまう。
けれど、でも家に不都合があった場合、家主が自分で直すことができるのは、すごい安心感があります。
アフリカに住む友人が言った
「発展途上国の人たちは、物がないので何でも作る」
京都市内にもかかわらず、そんな暮らしがごくごく日常的なしましま舎。
でもそれは貧乏だとか、お金がないとか、質が低いとか、そうではない。
自分で作るってすごい豊かなことだと思うのです。
発展途上国ばりに、
生きる力が育まれるしましま舎。
改めて、ほんと不思議な場所、不思議な生き方だなぁーと感じた、秋の風を感じる、1日でした。
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