2、冷えとり①靴下重ね履きと半身浴

鍼灸師と友人の言葉を受けて、冷え性の改善に取り組むことにした私。

といっても、「寒い」と思うこともなく、基本的に体調もいい。
これといった自覚症状はありませんでした。

「冷え性かどうかはわからないけれど、生理が楽になって、
不妊や難産の心配がなくなれば良いかな。」
「本当かどうかわからないけれど、体の中に「冷蔵庫」があるのはおかしいし、
そこで育たなければいけない赤ちゃんは寒くてかわいそう。」

このように「試すに越したことはない」程度の気持ちで
私の冷えとりライフが始まりました。

といっても、誰に習うわけでもなく。
HPで「冷えとり」と調べたり、書店に行ったりして、かなり多くの情報を
集めましたが、すべきことはシンプルでした。
その第一が、靴下重ね履き。
方法はとてもシンプルで、薄い目の靴下を何枚も履くだけです。
靴下には素材や形状など、いろいろなバージョンがあります。
(ご興味のある方は、「冷えとり」と調べてください)
まずは全体像をつかむことに徹しました。

「冷えとり」を突き詰めると、東洋医学とか、陰陽五行とかマクロビとか
色々なキーワードが出てくるのですが、
まず手始めに自分が無理なくできるスタイルとして
・家にいる間は、靴下4枚履き
・外出中は、素材の良い靴下1枚のみ(&レッグウォーマー)
をやってみることにしました。
特に靴下を履く際は、
「温めてから履く」
ということに気をつけました。
これが結構重要で、冷えた足のままで靴下4枚を履くと、
「保温」ではなく「保冷」してしまいます。
足が冷えているなぁと感じたときは、
先にお風呂に入るとか、足コタツで温めるとか、なんらかの対策をして、
その後で4枚の靴下を履きました。

もしこれで改善しなければ、
・家にいる間は、靴下6枚以上を履く
・外出中も靴下4枚履きを徹底する(履ける靴がなければ買う)
と、バージョンを上げる予定でした。

さて私が行った冷えとり靴下ライフのもっと具体的な様子を書いてみます。

<家にいる間は、靴下4枚履き>
私が冷えとりを始めたのは、真冬(1月頃)でした。
普通に生活していても、寒い時期です。
暖かい冷えとり靴下は、快適でした。

靴下はネット販売のものを探しました。
オススメは「冷えとり靴下の841(ヤヨイ)さんの、
https://www.rakuten.co.jp/841t/index.html
冷えとり靴下4足セット
https://item.rakuten.co.jp/841t/u100/
です。

他にも3つくらいのサイトから靴下を買いましたが、
素材、品揃えの点でここが一番良かったと思います。

まず、柔らかい素材のシルクの5本指靴下を履き、
その上にコットンの5本指靴下を履きます。
さらにシルクの指がないポピュラーな靴下を履き、
最後にコットン素材の、指がない靴下を履きます。

最初の5本足靴下、気持ち悪いと思うんじゃないかな、
4枚も履くのだから蒸れるんじゃないかな、
と思いましたが、その心配はありませんでした。

とりわけ5本指のシルクの靴下は、とても心地良いものでした。
絹という生き物でできた生地は、人間の汗や蒸れと相性が良いのか、
足の指の間まで、湿度の調整をしてくれているようでした。
4枚も履くので、もこもこしすぎないか、とか、滑らないかとも
心配しましたが、「靴下を履ききるのに時間がかかる」こと以外は、
普段の生活を全く変わりませんでした。

<外出中は、素材の良い靴下1枚のみ(&レッグウォーマー)>
日中、仕事に行く時や、外出するときは、本格冷えとりは小休止。
お気に入りのパンプスもあったからね。
けれども小さな工夫はしていました。
一つは靴下の素材。
今まで、化学の素材でも全く気にしませんでしたが、
シルク5本指靴下を履いてわかったことは、
化学繊維のものは蒸れやすいし、匂いも発生しやすい。
1枚しか履かないのだから素材にはこだわろうと、
シルクかコットンを選ぶことにしました。

そして私の中で重要視したのが、レッグウォーマーです。
家で冷えとりをしていて感じたのは、
「足先も大事だけれど、足首はもっと大事なのでは?」ということ。
たまたま実家にあったモコモコのレッグウォーマーをカバンに忍ばせて、
通勤で自転車に乗るときや、デスクワークの時など、
タイミングを見計らって、足首を温めていました。

<足首を温めるーレッグウォーマーー>に続く。

そして心がけたのは、浴槽にしっかり入ること。シャワーで済ますことは
しないこと。
(単純に冬だし寒いし、ゆっくり温まりたいと思う)
時間があるときは、少しだけぬるい目のお湯で、20分以上浸かって汗を出すこと(半身浴)。
時間がないときは、少しだけ熱い目のお湯で、どっぷり浸かり、湯冷めをしないようにすること。

靴下重ねばきも、レッグウォーマも、半身浴も、
「冷えとり」がきっかけではありましたが、
単純に心地良いので、気分良く続けることができました。
ほか、肌に触れる方がシルク、外側がコットンというレギンスも愛用していました。
https://item.rakuten.co.jp/841t/u04/