折りたたみキーボード(リスボン4日目(7) 9/3)

夕方、いつものレストランに行く。
夜はファドに行くために早い目の晩御飯&今日の日記。

スマホ&いつものキーボードで打ち込んでいたら、
ウェイターさんたちが、キーボードについて聞いてくる。
「それ、めちゃくちゃかっこいいよね!」
リスボンには売っていないらしいけれど、amazonには売っている。
機械の型番などを教えて、最後の夜の会話を楽しむ。|
お米好きの私。やっぱり昨日と同じようなリゾットをチョイス。
ポートワインとかビールとか、なんかサービスされてしまったりして
調子にのってお酒を飲んでいたら、いよいよ時間が。
適当に切り上げて、ファドがきけるレストランに行く。
ファドのコンサートをしているレストランが集中している地域があるらしく。
そこを教えてもらい、行ってみる。
どこで聴けるんだろうとフラフラ歩いていると、
同じような老夫婦が。
その老夫婦について行って、タイミング良く入れた。

そのレストランは、5ー6000円を払って、ディナー&ファドらしいんだけど、
ディナー後、こっそり入る感じでファドが聞けた。
4名限定枠だったみたいで、やっぱりついてる!
(正装だったら断わられないだろうと着物で行ったのも計算のうち!)
しっかりしたファドのコンサートのようで、それを3000円で聴けたらお買い得よね。

シャンソンぽくて、聞きなれていたから、結構聞きやすかった。

ちなみにそんな入り方だったから場所が悪くて。
歌い手の横の端の方だったから、歌い手さんの姿が見えなくて。
だから最初の方は、こっそりトイレに行くふりをして、


帰り損ねたふりをして、壁際で聞いていた。
旅行、慣れてくるとだんだん厚かましくなるのよね。
途中で、「席についてください」って注意されたけど、
姿がよく見えてラッキーだった。

≈ちょっぴり迫力のある、ゴージャスなお姉さん。恋の歌なんかを歌ってたんだろう。

圧巻だったのはおじいさん。最初はよれっとした感じで、
ものすごく控えめな挨拶をされた。
70歳は越えているんだろうな。すごく小さかったし。

けど歌い出すと、体のオーラが変わった。
痩せてダボっとしてしまっているスーツ姿なのに、往年の迫力なんかが出てきた。
オーラでつまり、声がどんどんエネルギッシュになっていく。
なんだかいいものを見たと思た。

全部で8曲くらい。
途中、ちょっとウトウトしちゃったけれど、でもいい時間だった。

時間は23時を回っていた。
明日は5時にはホテルを出ないと行けない。

ファドの余韻に浸りながら、ホテルに。
そしてあいかわらず超賑やかな外に辟易しながら、
30分〜1時間毎に目を覚ましながら、朝を迎えました。