医療の処置がいらない体ーお産を語る会2/20ー

先日初めて参加した「第42回 お産を語る会 in山科区」。
この会は毎月行われているのですが、2月は助産師の学校で行われるので
助産師の卵ちゃんが参加するとのこと。
助産師loveの私にとってはまさにハーレム!
ってなわけで、2ヶ月の乳飲み子を抱えて参加してきました。

そこに集まった方々は本当にみんな素敵な方々。
会は終始涙を流される人が多く(うちもウルウルした)
妊娠・お産を切り口に、母から生まれたこととか、生きることとか、
そういう語りになっていきました。
お産の話をしていると、深い話になるから面白い。
(元不良少女らしい学生ちゃんの話はかっこよかった)

とりわけ心に残ったのが、主催者である梢さんと直子さんの言葉。
梢さんが
「妊娠中、検診が終わると助産師さんがいつも腹帯を巻いてくれた。
その時に、母としてしっかりしなさいよ、というメッセージが込められていると感じた。」
という言葉。
腹帯は単に体を支えて温めるだけではなく、精神的なサポートにもなる。
母として、強くなりなさい、というベテラン助産師さんからの励まし。
素敵だなぁと思いました。

続いて直子さんの言葉。
「全ての妊婦に医療が必要であってはいけない」
私も本当に必要な方への医療介入はあるべきだけれど、
全ての産婦さんに必要ではないと思っています。
その後のランチに移動したわけですが、
妊娠6ヶ月の妊婦さんが、「初産だし、助産院ではなく
設備の整った病院での出産をしようと思う」と話されていました。
その方は、医療の処置が必要だった身近な方の出産を目の当たりにし、
もしものために病院で出産をする、ということでした。
そんな彼女に対して、直子さんは、
「助産院だったら、医療介入が必要にならない方法、体の作り方を教えてくれるよ」とアドバイスされていました。
そんな話を聞いていると、私も貧血の時の経験を思い出しました。
妊娠6ヶ月:対処の病院、予防の助産院ー貧血ー

先回りで体作りを教えてくれる助産師さん。
おかげで、常に良い体調を保つ方法を学びました。
青信号が黄色信号になる前に、
常に青信号の体調を保てるように。

色々なことに気を配り、実践を経て、勉強になった妊娠期間を思い出しました。