1、冷え性に向き合う

今から9年くらい前、年齢は25歳くらいで、
研究者としてやっていくために、
バリバリ勉強をしていた時、
いくつかのきっかけがあり、
自分の体質だった、冷え性に向き合いました。

仕事をする中で、
すごく体調が悪いというわけではないけれど、
ともかく便秘がひどくて、お勧めされた鍼灸院に行きました。
50歳くらいのベテラン先生で、とても紳士的に問診をしてくださる。
そして施術の段階になっても、鍼もお灸をされることはなく、
先生が手で私の足首をぎゅーと握って30分ほど温めただけ。
そしてその日の施術は終わってしまいました。

お通じの治療に行ったのですが、
先生に言われたのは、便秘よりも冷え性の方が重大だと。
「体がとても冷えています。
お通じも気になるかもしれませんが、
このままだといずれ子宮に問題が出るでしょう。」

この言葉を聞いてはっとしました。
なぜならつい1週間ほど前に、同じ言葉を親友から言われていたから。

彼女は大学時代、同じゼミに入っていて、
大学を卒業することなくみんなより一足早く社会人になり、
お母さんになって、早々と2児の母になり、そして3人目を妊娠中。
会うたびに、彼女から子育てのいろいろなことを聞いていました。

そんな彼女に言われた言葉。
「いつでも子供ができると思ったら大間違いだよ。」
彼女は3人目の出産は助産院ですることに決めて、目下、体質改善中。
特に冷えとり、つまり冷え性を改善する日々を送っていました。
彼女に言われたことは、
「ほとんどの女性は冷え性」
「足先や指先の末端が冷えていなくても、体の中、
つまり内臓が冷えている冷え性もある」
「特に足首。足首は子宮の温度と同じ」
「子宮が冷えていると、生理痛もあるし、不妊や難産の原因になる」
「冷えた子宮の中で赤ちゃんを育ててるということは、
赤ちゃんは冷蔵庫にいるのと同じ」
「結婚して、子供が欲しいと思っても、冷えている子宮だと問題が出てくるよ」

そのようなことを聞きました。

そして、彼女との会話から1週間もしないうちに行った鍼灸院での足首の温めと
冷え性の指摘。

これは何かしらの警告、何かしらのメッセージだと思い、
冷え性対策を始めることにしました。

といっても本格的にしたのは「冷えとり」と「布ナプキン」。
この2つで、体調はがらっと変わりました。

2、冷えとり①靴下重ね履きと半身浴

3、冷えとり②温める食事

4、冷えとりの完了