ペーナ城(リスボン3日目(4) 9/2)

シントラの駅に着き、バスに乗ってペーナ城に向かう。
お城って初めて見たお城。日本の公開された豪邸って感じかな。
要塞の考え方とか、もっと面白い見方があるのかもだけど、
そこまでの知識や語学力はないから、ひとまずフォーマット通りに見学。

ともかく私の人生初のお城は、ペーナ城でした^^!

お城の内部はこんな感じで

やっぱりどこかで工事中。

可愛いなぁって思うものもあるんだけど

色合いとか調度品とか、ごてごてしていてちょっとタイプではなかったかな。
もちろん綺麗なんだけどね。

知識を得たら、また感覚は変わるのかもしれないけれど。
まぁどうにも「きれいだろ、きれいだろ」と主張がすぎる美術品は疲れてしまう。

これは私の舞台や映画の趣味と同じだなぁと。
ハリウッド映画の「ここで感動しなさいよー」よりも、
日本のお能の「こっちはこっちで象徴的に創るから、
その時々、人それぞれで思ってね」の方が好き、っていうのと同じ構造かな。
とはいえ、人生最初のお城、自分なりに色々と楽しめました。

ちなみにシントラには着物で行きました。
だってお城っている伝統的な場所だから^^!!
和服を来ていると、やっぱり人は親切で。
ともかく声をかけてくれる。
「写真撮らしてもらえる?
そこに立って…次は後ろを向いて。
次はこっちをバックで」とか
「あなたのドレスはとても美しいから子供と一緒に写真をとってください」とか、
「私の親戚が日本にいてね、それでね…!!」って話しかけてくれたり。
着物を着ていると、なんでこんなにいいことがあるんだろう。

心なしか幸せで、充実した顔つきをしている人が寄ってきてくれる。着物なら、何か人を優しくするメッセージを発しているような気がする。
やっぱり着物を着れるって、私にとってプラスなんだよね。
だって世界が変わるから。
見るもの出会うもの、あらゆるものの愛情が増すっていうか。
着物って不思議…。
せっかくポルトガルに来たんだから、
ポルトガルらしい布を買って、帯にできないかな。
それを来て、町を歩けないかなあ。
なんて思いつつ。

次のムーア城に向かいます。