オールドメディア、夕暮れまで(カサブランカ1日目(7) 8/29)

モロッコの滞在時間は24時間。
超弾丸!
もし時間があったら、マラケシュとかも行きたかったけれど、
今回観光できるのはカサブランカのみ。
というわけで、この旅行最初の目的地の
オールドメディアに出発。

16時、日本の真夏の15時前っていう雰囲気かな。
相当明るく、日はまだ高かった。

オールドメディアは地元のマーケットっていう感じ。
まずはお土産のリクエストを受けていた靴を探す。
値段は、150~300DH。当たり前だけど安いと粗悪になるらしい。
できるだけ安くでいいものを買いたいけれど、
これもご縁だし、ということで、多少高くても
気に入ったら買うこと。
お店の人に色々と聞きつつ靴を選ぶ。

何の皮か聞いたら、ラクダ、牛、ヒツジ、ヤギ、ラクダ。
本当になんでもありだから驚かされてしまう。

そして街を歩き回り、子供の写真をとる。
ボール遊びなんかをしていて、とっても可愛い^^!

素敵な路地があって、
そこで突っ立っていたら、「なにしてるの?」って
おばちゃんに怪訝そうに聞かれる。
「とても美しいから」っていうと、「ウェルカム!」
って笑顔でいってくれた。ちょっと安心。

スリに警戒しつつ、スマホで写真を撮りつつ、歩く歩く。
「ニーハオ」
「コリアン?」と声をかけられる。
日本人ってなかなか思ってもらえない…。
ちょっと悔しいから「ハロー」って返しておく。

いよいよおなかがすいて来た。何かおいしいものを…と思ったら、
広場にでた。
そこで美味しいよ!と話しかけられる。「お腹空いた」って顔に
書いてあるのかしら?!

店の前でサーディン5匹を炭火で焼いている。
屋台の中を覗くと、現地の人がたくさん。
現地の人が食べるんだから、きっと美味しいだろうとここに決定!

炭火の魚5匹と、大きなパンと玉ねぎとトマトのみじん切り
(カレー粉をまぶした感じ)で、約150円。
安すぎて驚き!!
ちなみに値段を聞いた時、店員さんがごちょごちょ喋っていた。
「観光客だよ、もう少し高い値段言っとく?」
「もういつもどおりでいいんじゃない?」って感じかなー。
常連さん値段で恐縮だけど、
その分モロッコへの愛で還元します!
それにしても本当に美味しかった!
このサラダなんか、日本でも作れそう!

とはいえ、お水は?食べ方は?
お店のルールが分からずおろおろしていたら、
先客の親子連れのお母さんが、色々と教えてくれる。
お水のもらいかた、手の拭きかた、本当に本当にやさしくて。
「おいしいでしょ?^^!!」って。
魚の名前や、料理の名前を教えてくれた。

店の中から、外を見た景色

鯖の焼ける匂いが心地いい。
きっと時間は17時半くらいなんだろうけれど、
まだまだ日は高い。
心も体も満足したところで、
また歩き出しました。