『母子手帳のワナ』高野弘之先生の講演会に行ってきました(講演内容)

こんにちは、マヤです。

今日は『母子手帳のワナ』の著書、
高野弘之先生の講演会に行ってきました。


高野先生、とても面白い方でした^^!

高野先生は、講演内容の録音撮影すべてOKをおっしゃったので、
その内容をメモしておきます!

さて、私自身の講演会の感想は、
「正直、ほぼ知ってるし(本読んでたし)、ほとんど実践済みで〜す」
と、おさらい的な感じでした。
それでも「お!」ということがいくつかあったので、
そこを中心に書いておきたいと思います。


本題に入るまえに
私の本業は一応大学教員なわけで、
上手い講義、講演テクニックは常に目を光られています。
で、高野先生。
講演スタートの枕が上手い!


それは四葉のクローバーの話。

「あなたは四葉のクローバーを見つけるのが得意ですか?
 探せば必ず見つけられる人っていますよね。
 その人って、他の人と何が違うんでしょう。」
「その人は見つけられる、っていう確信があるんです。
 だから見つけることができるんですよ」

つまり
何事も信じる力が大事
ということ。

さて本題がスタート。

高野先生が一番大事というスライドがこれ。

「どんな人の中にも内なるドクターがいるのに、彼らはその真実を知らずに医者を訪れる。患者一人ひとりに宿る内なるドクターに働くチャンスを与えよう。その時に初めて我々は医者としての本領を発揮したことになる
by アルバート・シュバイツァー」

「内なるドクター」、つまり自然治癒力。
でも四葉のクローバーのように、
信じないことには自然治癒力は発動しない。



内なるドクターを信頼できるかどうか。

私はもちろん信じているし、
そもそもじぶんで健康を保つにはこれしかないと思っています。

しかしですね、
これは別のところで読んだことだけれど、
お医者さんになる試験では、
自然治癒力については学ばないらしいです。
つまり、自然治癒力は、信じる信じないどころか、
存在しないことになっている。

おいおい。じゃあ薬以外の選択肢がそもそもないって話。

さていよいよ実際の内容。
話は湿潤療法から。
これはウチでは湿潤療法っていう名前を知らないとき
もう何年も前からやっています。
(知らない方は検索してね。というか、傷口をラップでくるめばいいだけ)

きっかけは超シンプル。じゅくじゅくのほうが治りやすいというのを
どこかで小耳にはさみやってみた。で、結局
「ガーゼ剥がすん痛いし、ラップで巻いたらなんかはよ治ったわ」
という体験でした。
というわけでバンドエイドとか、ここ数年使った記憶がありません。

ただラップを取り替えるタイミングがよくわからなかったんですが
「透明なラップから傷口を見て、汚れが溜まったなぁと思ったら、
外して水で洗って下さい」
とのことでした。
なるほど清潔は大事なのね。化膿は嫌だしね。

あと、
「大怪我になって病院に行く場合、
湿潤療法をやっている病院はHPに書いてあるから調べてそこに行ってね。
適当なところに行くと、消毒&ガーゼされちゃうよ」
とのころ。

これもネットで検索したら、左京区、北区に1件ずつありました。
基本病院にはいかないけれど、もしもの時のストックです。

次は、お医者さんの治療について。
「いまの医学は結果をこねくり回すだけで、
原因にアプローチはしていない。
原因を探るには、カウンセリングが必要。
でも、話をきいたりしないよね。
だから原因じゃなくて、
やっぱり結果をこねくりまわしてるんですよ。」
とのこと。
もっと言えば、
現代医学は抗ナントカ薬が主流ということ。

症状出たら、それを抑える。
咳が出たら、止める。
気分が落ち込んだら、あげる〜。

これは全部結果であり、
原因へのアプローチはしていません。

で、とくに危ないよって言われたのは、
経口第三世代セフェムの抗菌薬。
経口第三世代セフェム、わかりやすくいえば、
抗アレルギー剤とかの、抗ナントカ剤の、最新薬。

しかしこれがどうやらすごく曲者のようで、レポートによると
「服用しても、吸収されずにDU(だいたいウンコ)になるのに、
いっちょまえにCDI(クロストリームディシフィル)とか
血液培養などの副作用を起こす」
とのこと。
あ、ちなみに「だいたいウンコ」論は、笑うところです。

つまり、効果はないのに、副作用があるって話。
なにそれ。そんな薬いらないわ〜。

ちなみにこのレポート、帰って調べると、
だいたいウンコ論はちゃんと学会発表されていました。
わお、勇気あるな、このお医者さん。
私もこんな記憶に残る学会発表してみたい。
というのはさておき、ネットの記事も詳しいからよんでミソ

高野先生曰く、
「予防接種の時に言われますよね〜
髄膜炎、10万人に1人発症して、死亡率高いです。
とくに予防接種をしていない乳幼児の死亡率は100%です。って」

はい、ドンピシャ!!
おとついの8ヶ月健診で私、言われました!!!

それに対しての高野先生の堂々たる切り返しはこれ↓です。

「これは、普段から抗生剤飲んでいるから自力で治せないんですよ。
抗生剤飲んでなければ自力で治せるんです」
「(髄膜炎の発症原因とされる)溶連菌、これも飲まなくても治ります。」
「ホント治るから」
「でも薬がやっぱり必要になるかもしれない。
その時は、第3世代セフェスではない薬を飲んで」
「バナン(第3)、前のんで具合悪くなってしまって。ケフラールとかケフエックス、パセトシン(第1)とかは大丈夫でした、って言ったらいいよ!」

超具体的。
わかりやすい!!
じゃあ、堂々と自己治癒力を信じることにいたしましょう^^!

そして聞きたかった、発熱時の対処方法。
タイムリーすぎて(前日まで39度の熱があった)、
我が家のためのスライドかと思ってしまう。

熱が出たらどうするか。
・熱がこもらないようにする

これは汗をかかさなきゃと着せすぎてました。反省。

・水分補給をしっかりと
といっても水は飲まなかったので、母乳しっかりあげて、
あと、無農薬のスイカの皮を舐めさせてました。

ひとつ、賢くなりました。

さてここで再び、高野先生講演トークテクニック!
「みなさん、そろそろ眠たくなってきてませんか〜?
一度バチっと目を見開いてください。
(バチッ!)
みなさん、面白いお顔ですねー。
次、瞳孔をひらいてください。
(!?!?!??)

そう、自分の意思で開けるのが運動神経、
できないのが、自律神経です」


そういうことか!自律神経の説明、わかりやす!

で何が言いたいかというと、
抗アレルギー薬は自律神経(副交感神経)に作用するから、
ホント絶対飲まないで、という話。
なぜかというと、
・眠くなる(経験あり。脳に作用しているから危ないよ!)
・汗が出なくなる(どうやって自分で熱を冷ますの?治すの?)
・腸の良い細菌もやっつけてしまう
などなど。

だからほんと危ないよって。

とはいえ、完全に飲むなっていうわけではなく、
熱冷ましも抗生物質も必要な分だけ服用してください、ということ。
1〜2回飲めば効くから、効いたらやめる。
必要な分だけしか飲まないで、ということです。

抗アレルギー剤飲まないと、鼻水でますよね〜。
でも鼻水、出しておいていいから、とのこと。
うっとうしいけど、
いつ止まるかわからないけど、
出ていることは問題ではない。
出しておけばいい!
(たしかに!)

あとは離乳食の話。
我が家の離乳食はなかなかいい感じなので、
(超手抜きのノンストレス。楽しむだけ^^)
高野先生の話を聞いて、100点満点って思いました^^
これについてはまた書きます〜♪


おおよそこんな内容でした。

まとめると、
「起こりもしないことに怯えて、
『念のため』に抗生剤やワクチンを摂らせてきたのが現代医学」
「ふだんから免疫を高めて、うちの子は大丈夫!
汗、尿、便、垢、発疹、発熱で出して、
食養生で良いものを入れれば大丈夫!
そう思えるように行動することが大事なのです」

とそんな結論で講演会は終わりました。
そのあと私は絶対に聞こうと思っていた質問をしに行きました〜♪

『母子手帳のワナ』高野弘之先生の講演会に行ってきました(質問内容)
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