黒澤映画、『生きる』。
日本人として黒澤監督の映画は観ておかないといけないよねと。
一番心に残ったのは、主人公の遺影のお顔。
中盤から何度も出てくるのだけど、本当に美しい顔だった。
あれほどどこを見ているのか分からなかった人が、
こうも美しくまっすぐに、そしてありのままの表情ができるのかと。
息をしているのに、人生を生きていない人が多い…
「あなたは自分の人生を生きていますか?」
「生きていないと思うなら、今から生きるために何をすべきですか?」
そんな大きな問いかけをされたような映画だった。
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