先日いらした、初診のお客様。
お体の滞りがひどく、姿勢も悪い。
その影響を受けて、メンタルの気分のつらそうでした。
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「どうしたら良くなりますか?
「ストレッチしたらいいですか?」
「セルフケア、教えてください」
とのこと。
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ですが、ここはすぐに教えないのが
MayaElmo流れです。
「次回ゆっくり説明するので、またお越しください」とお伝えしました。
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そして昨日、再度お越し下さり、
まず、
○なぜセルフケアが必要なのか
○現状、お体はどういう状態なのか
○そのセルフケアをすることによってどういう効果を期待しているのか
○セルフケアをする際、何を気をつければよいのか
ということを
「呼吸」「背骨」「神経」「排泄」を中心にお話させていただきました。
その上で、セルフケアを一緒に実施。
きっと続けてくださることだと思います。
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さて、
クライアントさんが「教えてほしい」というのに、
なぜ、すぐに教えないか。
その理由は主に3つ。
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まず1つめは、
セルフケアの継続のため、です。
正直、セルフケアの継続ほど、
難しい「治療」はないと思います。
「続けておいてくださいね」で、
続けられる人は超珍しい&超優秀な人です。
おおよそ3日続いたら良いほうです。
なぜ続けられないか。
それは実施する意義、必然性が落とし込めていないから、
だと考えています。
「これやってね」
「はい、わかりました」
だと、『やらされている状態』。
これではやがて来る『忙しい』『めんどくさい』『忘れていた』で
継続してもらえなくなります。
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なので、自分の体の状態、そしてストレッチの必然性を理解し、
自分から
「やりたい」「しなければ!」と思ってもらうことが大切です。
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2つめは
セルフケアの効果を高めるため。
MayaElmoでは一つのストレッチについて、
指先の意識、首の角度、何に意識したら良いかなと、
細かいところまでお伝えします。
そうすることで、セルフケアの目的が達成されていきます。
これは、セルフケアは機械的に実施することは、
非常にもったいないことです。
なぜこの筋肉を動かす必要があるのか、
この筋肉を動かすとどうなるのか、
どの角度が一番心地よいか、
動きをつけるときに意識することは何かなど、
意識をすることでストレッチの意義は一気に上げます。
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ストレッチ1つ、
ストレッチを実施するクライアントの気持ち、
丁寧に向き合っていきたいと思います。
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